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Fedora 16 64bit に Tizen SDK のインストール -- Rapid Interface Builder(1)

昨日の続き。

Tizen SDKにもUI(のHTML)を書くエディターは付いているのですが、余りイケてません。
f:id:moguriso:20120611233941p:plain
そこで、LinuxCon Japan 2012で推奨されていた Rapid Interface Builder(RIB)との連携を試します。*1


Rapid Interface Builderそのものは、単体のプロダクトでオンラインで試すことができます。
起動すると↓のような感じです。
f:id:moguriso:20120611235051p:plain

...作ったUIをTizenプロジェクトに入れる方法がわかりません。
取りあえずやってみた手順。

UIを作る

オンライン版のRIBで、RADっぽくUIを作ります。
f:id:moguriso:20120612011444p:plain
適当に作りました。

Exportする

画面右上の"Export"をクリックすると、作成したUIをZIPで保存できます。
f:id:moguriso:20120612011618p:plain

Eclipseに取り込む

作成したZIPファイルは

  • index.html
  • project.json
  • lib
    • jquery-1.6.4.js
    • jquery.mobile-1.0.js
    • web-ui-fw-libs.js
    • web-ui-fw.js
  • src
    • css
      • 以下略(png位しかめぼしいものなし)

という構成になっています。

Tizen SDKで言うところのwgt(Widget File?)も同じような感じで

  • WebContent
  • css
  • icon.png
  • index.html
  • config.xml
  • images
  • js

というファイルを含むZIPファイルになっています。

問題は、作成したUIをどうやってTizenSDK側に取り込んで利用するかというところですが、どうやったらいいかよくわかりません。うーん、無理やりやればできそうな気はしますが、なんかスマートな方法は無いものか。。。


ちなみに、LinuxConのブースではTizen SDKと連携していた気がするのですが、その辺はまだunofficialでexperimentalだった模様です。英語力が低いので聞いた話と認識に大分齟齬がある感じ。。。orz

*1:余談ですが、このRapid Interface BuilderとWeb SimulatorはIntel OPENSOURCE TECHNOLOGY CENTERのプロダクトみたいです。QtとかLinux Kernelとかも書いてあるので、ちょっとでもContributionのあるプロダクトは全部書いてるのかも知れませんが...